デコラティブに
ミニマムに。
テイストで魅せる家

真っ白な塗り壁とのコントラストが映える黒い玄関ドアを開けると、タイル張りのエントランスやへリンボーンの床、腰壁を飾るモールディングが降り注ぐ朝の光に包まれていた。思わず周囲をぐるりと見渡したくなるほど、洗練されたフレンチモダンスタイルの家は、Mさんご夫妻と3匹の愛猫が暮らす日々を軽やかに彩る。

「ずっと賃貸で暮らしてきたから、注文住宅を建てる想像はしてなかったけど、『家に合わせて暮らすより、自分たちに合わせた家で暮らす方が、長い目で見るとしあわせだよね』って妻と話して決めました」。そうご主人が言うように、奥さまはマイホームを考え始めてから、家づくりのパートナーとなるビルダー［ブレス］に出会うまでに、理想の間取りやデザインを仕上げていたという。「共働きで忙しいこともありますが、とにかく家事に苦手意識があって。インテリアは好きだけど、モノを置いて空間を飾ると、とにかく掃除が大変で…。いっそのこと家のテイストを好みのスタイルに振ってしまった方がいいと思ったんです」。

パリのアパルトマンを彷彿するフレンチモダンスタイルに憧れたきっかけは、当時まだ日本では未発売だったライフスタイルブランド「アンソロポロジー」のマグカップをハワイで手にしたこと。それが似合う空間での暮らしを、幾度となく思い描いてきた。装飾的でも華美にならないブランドのセンスを汲んだM邸は、天井の周り縁や腰壁のモールディングで立体感を、照明や取手のゴールドで上品な華やかさを足して、ミニマムかつシックな雰囲気にまとめている。

最優先は、高性能。
デザインまで叶えてくれたのは
［ブレス］だけだった。

他にないスタイルなだけに、ビルダーはデザイン性で選んだのかと思いきや、最優先事項は性能面だったとか。「環境への付加が少ないZEHは必須。断熱性や耐震性など性能を重視しながら、理想のテイストを叶えようとしてくれたのはブレスさんだけ」だったとか。「施工例を見ると、どの家もそれぞれの好きにとことん寄り添って作られていることが伝わってきました。実際にお会いしたときにも、私たちの話に真摯に耳を傾けてくれて、あ、もうこの方しかいないなって」。

そこから奥さまは、朝起きてから夜までの自分たちの生活パターンを振り返りながら、いかに住み心地を高めるかに苦心したという。スッキリと暮らすためには、何がどこに、どのようにあることが理想的かを細かく分析し、追求していった。「ひと言で言うなら努力ですね（笑）。例えば洗面台の水垢や山盛りの洗濯物、日常生活で感じるプチストレスを携帯にメモして、解消する方法を新居のテイストにそぐう形で取り入れる。その繰り返しでした」。

その甲斐あって、奥さまはこれまでなかなか叶わなかった家事のリセットも、帰宅から就寝までの時間にこなせるようになったとか。「やりやすいように作っておけば、苦手と思っていたことも頑張らなくてもできちゃうんだなって。環境って大事ですね。とことん付き合ってくれて、やりたい方向性に少しでも近づけようとしてくれたブレスさんのおかげです」と微笑む。Mさん一家は今、生まれ変わったように新しい日々を過ごしている。

物件概要

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