憧れの建築家と作る
夫妻のためだけの空間。
外と繋がる横長の平屋

シンプルでスタイリッシュな外観のU邸は、見晴らしの良い高台に立つ。シルバーの外観、長方形の建物。初めて見た人たちは「本当に住宅？」と驚きを隠せない。住宅の概念を覆すその建物は、熊本出身の建築家・矢橋徹氏が手がけたものだ。夫妻ともに矢橋氏が造る建物の大ファン。念願の新居は、矢橋氏と数々の建造物を手がけてきた［熊本建設］に託された。

「豊かな自然を眺めながら、気持ち良く過ごしたい」。ふたりの希望から取り入れられたのは、仕切りがなく建物の奥まで見通すことのできるワンフロアの間取り。細長い建物形状だからこそ叶えられた、日当たりと風通りの良さ。まるで自然の一部のような、気持ちのいい空間が広がる。南側には絶景を一望できる大きな窓を全面に配置。２メートルもある幅広い軒をつけることで、室内に直射日光が入らず、心地よい明るさに。さらに、屋根下はBBQスペースとしても活躍しているそうだ。室内は木材をふんだんに使用し、壁紙を使わずに素材の風合いを生かした。柱と梁の太さを統一し、それらを複雑に組み合わせることで強度も保持。建物のつくりはシンプルだが、構造はとても複雑。匠の技のおかげで耐久性も万全だ。驚くことに、同一素材の木材を使用し、壁紙などの材料費も抑えるなど、コストカットの工夫も施されているという。

「朝焼けがとても綺麗なんですよ。コーヒーを飲みながら、景色を楽しむなんて贅沢すぎますよね。新居に引っ越してきてから、生活の質が大きく変わりました」と話す奥さま。憧れの建築家と共に自由な発想で生まれた新居には、ワクワクが溢れている。

物件概要

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