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鉄のフライパンを使うように木を愛でる

我が家には鉄のフライパンがいます。

1人暮らし歴約13年。
その間、手頃なコーティング系のフライパンを買っては、2年かそこらで卵焼きが焦げ付いていらいらする、捨てる、買い替える、焦げ付く…というループを繰り替えしていました。
そこで、長く使えるものを買おう、と採用になったのが鉄のフライパン。

ちょっと手間がかかりそうだなーという予想に反して、使ってみた感想は。

・意外と重くない。何層ものコーティング系の方が重い。
・カンカンに熱してから食材入れたら別に焦げ付かない。
・洗うのも硬めのシュロたわしとお湯でざっと洗うだけだし、焦げついても容赦なくガリガリ削れる。
・油をなじませるのもやってみると意外と一瞬。
・というか肉とか焼くとめちゃくちゃ美味い。野菜もしゃっきり。毎日うれしい。

この感想と似ているのが、木製品。

・意外と重くない。特にスギって軽くて、スツールとかひょいっと持てる。
・小さなへこみぐらいなら、水をたらして放置したり、ドライヤーを当てたりすると膨らんだりする。
・汚れや傷がついても、ホームセンターで売ってる紙やすりでシャカシャカ削れば、きれいな木肌が登場。
・削ったあとは、自然塗料や、アマニ油やえごま油などの乾性油を塗り込めば、また汚れをはじいてくれる。
・というか木の皿とかプレートって、何を乗せても美味しそうに見える。毎日うれしい。

鉄フライパンは育てていく楽しみがあるとよく聞きますが、
木製品も、育てていく楽しみがあるものです。
フライパンが使うたびに黒々としてくるように、
木製品も時々手をかけてあげると、コクのあるブラウンカラーに経年美化していきます。

子育て中の我が家で、特によかったのは、
木のテーブルに書かれた子どもの落書きも、こぼしたジュースも、多少の傷も、かじられても(うちはかじられる)、別に怖くないというところ。
紙やすりと油があれば復活できるし、とおおらかに構えていられるので、
親子関係もその部分はまろやかです。その部分は。

あと、おおらかに構えていられるのには、もうひとつ理由があります。

それはまた次回に。

※ちなみにこれは、無塗装の木材や、自然塗料を塗った木材のお話です。

※合成塗料などでしっかりコーティングされているテーブルなどは、紙やすりやドライヤーとかNGです。塗装が剥げて意図しないダメージ加工になります。
そういったお品のリペアは、作られたメーカーや職人さんなどプロにメンテしてもらってください。

※以上のケースはズボラな我が家の場合です。鉄も木も、もっと丁寧に育てられる方がたくさんいます。

入交 律歌阿蘇小国杉のくらし 企画係

森のこと、木のことが好きすぎて、熊本の端っこ小国町に移住。SNSなどで林業母子として3歳児と共に木のあるくらしを発信中。昼は小国町森林組合というゴリゴリの山の職場にいます。