ブログ

花の名は。

年を重ねると増えていくさまざまな知識。
それは職業やライフスタイルによって変わると思う。

映画だったり、本だったり、お店の名前だったり。
人生をうまく渡り歩くコツだったり、格安スマホのどこがいいかみたいな人もいたな。

江津湖に咲いていたジャスミンの花群

わたしの場合は花の名前。
花が大好きな両親だったせいか、小さな頃から家にはたくさんの花が咲いていて、
王道の桜なんかを始め、小さい頃はトケイソウやハナミズキもたくさん咲いていた。

その色彩や変わった形容にときめかずにはいられず
道を歩いていても
「あの花は?」「なんて名前?」
と間髪入れず質問をしていて
母を困らせていたらしい。
わたしの問いに答えるべく、母は植物辞典を読み耽り、
いつなにを聞かれても答えれるようにしていたというのも、
今思えば愛だな、なんて思える。

キンポウジュ。見た目からかブラシノキとも

大人になって、
人よりも花の名前を知ってることに気づいて
木蓮が咲いてるね〜、あれはツツジ じゃなくてサツキだよ〜
なんて答えてるうちに「花に詳しい子」というレッテルを貼られ
友人に尋ねられることも多くなり
いつなにを聞かれてもいいように
気になる花があればすぐに調べるようになった。

ああ、母もこんな感じだったのかな。

柳川の藤棚

photo by contaxt3

大塚淑子編集・カメラマン・ライター

1985年生まれ、福岡県八女市出身。熊本を拠点に編集者・フォトグラファー・ライターとして活動中。かためのプリンとコーヒー味のおやつに目が無い。

このライターの記事を
もっと見る