部屋を広く見せたい。
もう少しリビングを広くしたかった…
収納を増やしておけば…
マイホームを建てる際、間取りや収納、天井高、窓の位置などを考えたつもりでも、いざ家具を置いて住み始めると、物の居場所も定まらず狭く感じてしまう…特に居座る時間が長いリビングで、そう感じる方も多いと思います。
広いお家であれば、それほど細かく計画しなくても良いことでも、狭くなればなるほど、収納面や視覚的な工夫も必要になります。
また、家を建てた後、インテリアを構成する家具やカーテンなど、気軽に変えられない大きい部分は慎重に選びたいものです。
視覚的な効果で部屋を広く見せるポイント
①高低差
・低めの家具を選び、できるだけ高さを揃える
・カーテン/ブラインドの取付位置を高くする
家具の低さとカーテンの高さで高低差をつけることによって空間に広がりが生まれ、開放的な雰囲気になります。
②色
・ホワイトインテリアを基調に淡い色合いで
・進出色(暖色)/後退色(寒色)を意識する
白系を中心に、色を入れたい場合は下にあるような、低明度、中〜高彩度の色合いなどでまとめると淡く明るくなります。
また、カーテンやブラインドなど、お部屋の中で大きな割合を占める箇所は、色を入れるのであれば寒色系の後退色、柄を入れるのであれば大柄よりも小さい柄を選ぶと良いでしょう。
③視界
・入り口からの抜け感をつくる
・窓周りを塞がない
ドアを開けた時に見える奥の景色に、背の高い家具を置くと圧迫感を感じてしまうので、横側の壁面に配置して視界を遮らないようにしたり、光が入る窓周りに物を置かないようにするとスッキリします。間接照明や観葉植物くらいはマルです。リビングにはできるだけ低めの家具を選ぶと良いと思います。
また、家具も背面のない抜け感のあるシェルフを選んだり、脚付きのソファやTVボードなどを選ぶと、床面にまとまった空間ができて広く見える効果があります。
生活の中心であるリビングには、人をお招きする場所でもあります。そのような場所にはできるだけ不要な物を置かず、スッキリしておきたいですよね!
物の置き場所を見直し、広くみせる工夫で快適なリビングライフを送りましょう♩