ブログ

メヒコなモノ🇲🇽

今日はHalloween。

メキシコでは、日本のお盆のような行事の「死者の日」がこの時期にあたります。祭壇をカラフルに飾ったりと、日本のしっとりした感じとは違い、賑やかに、彩り豊かなお祝いが繰り広げられます。

我が家でもそんな死者の日をイメージし、家にあるメキシコグッズを集合させ、娘と一緒に飾ったり。ピクサー映画の『リメンバー・ミー』で注目されたので、世界的に多くの人が知るきっかけになったかもしれません。

映画『リメンバー・ミー』のモデル地の1つ、グアナファトの景色

ファッションの世界では、大手セレクトショップや有名ブランドがメルカドバッグやハンモックバッグを取り扱ったりと、メキシコのカラフルな色使いや手仕事が、ここ数年で特に注目されたように感じます。

メキシコの伝統的な家具にエキパルチェアがあります。かつては皇帝が座る椅子とされていたようです。

主に豚革と端材などで作られていて、天然素材のため、1つ1つ色味や風合いに違いがあるのが魅力です。経年変化で色が深みを増していく過程も素敵。主にハリスコ州が生産地で、職人さんの手によって作られています。

このラフでざっくりとした感じがメキシコっぽいなと感じますが、ごつごつした見た目と質感に手仕事の温もりが感じられ、見れば見るほどに愛着が湧いてきます。

メキシカンタイルやテラコッタの床に似合いそうなイメージですが、温かみのある質感や色合いが、日本の木の床、和の雰囲気や畳にも似合うように感じます。

色鮮やかな手しごとの品

家にあるのは子供用のエキパルチェアですが、大人でも十分座れます。メキシコのかわいいモノたちを飾って置いてみたり。そして現地のものには、現地のものの組み合わせが不思議と合う!

美しさにうっとり。丁寧に作られた手しごとのモノを家に置いておくと、心がホッとし、本当に癒されます。

動物や植物がモチーフのクッションカバー。自然への畏敬の念が込められていています。

私はインテリアでもファッションでも、いろんな雰囲気のものが好きで、一つのスタイルに縛られるより、いろんなテイストをmixしてまとめていくのが好みなのですが、季節や気分によってファブリックや飾るもの、場所を変えたりして、1つの部屋でも少しづつ、変化を楽しんでいます。そしてある程度まとまった空間になるように、ゆる〜く繋げています。

出典: HIS

最後に、メキシコの有名な建築家、ルイス・バラガンの建築物。独特な色使いに斬新なデザイン!日本では考えもつかないような配色ですが、不思議となじんでいるのはメキシコの風土を読み取っているからでしょうか。近場では、福岡のホテル「THE  LUIGANS Spa&Resort」に、ルイス・バラガンに由来した色鮮やかなインテリアやエクステリアがありますよ♩

温かで斬新で彩り豊かなメキシコの世界。見ているだけで元気をもらえます!

何も気にすることなく旅に行ける日が、早く訪れますように。

メキシコシティの空港にて

yukkoインテリアコーディネーター/パーソナルスタイリスト/la estrellaバイヤー

アパレル・インテリア・建築業界を経て、現在娘の育児を中心にマイペースに活動中。旅・音楽・shop巡りが好きなわさもん母。

このライターの記事を
もっと見る

LOADING