ホテルライクな暮らし。
憧れるフレーズ。
非日常な空間。
イメージとしては、
生活に感するモノがなく、スッキリと整えられている。
デザインや色に統一感がある。上質な素材が使用されていて、高級感がある。
ベッドサイドや隅の間接照明。
等々、皆さんそれぞれにいろんな雰囲気が浮かぶのではないでしょうか。
家では非日常を感じられるホテルライクな空間を望み、ホテルでは現地に住んでいるかのような空間、設備を望む私がいます。美しさは保ったまま!
自宅でPC作業をしている時は、半径1m以内の手が届く範囲になんでも揃っていて欲しいな〜と思うのですが、ホテルには必要なものがコンパクトにまとめられているので、広い家の中にホテルの一室がそのままあればいいな〜と。お風呂が好きなので、お風呂を中心とした書斎があればいいな〜と。。だんだん違う方向に想像が膨らみます😅
今まで観光での旅や出張での旅、ふらっと気ままな旅で泊まったホテルの中で、特に簡素な美しさにグッときたホテル「KUMU 金沢」のご紹介です。
「金沢の伝統を“汲む”場所」をコンセプトに、観光客や地域住民と共に、金沢の伝統文化をアップデートして、魅力を国内外へと発信する文化サロンを兼ねたシェアホテル。
室内に入ると、落ち着いた和の空間、シンプルな配色で洗練されたインテリアが広がります。
ベッド頭部の上に、携帯がちょうど収まる幅の棚にはコンセントがあり、ストレスを感じることなく充電ができます。その延長線のラインにはクロゼットの下部がきていて、部屋の随所のいろんなラインがピタッと揃っていて気持ちが良い!
クロスの張り分けなどで、贅沢ではないけど工夫がされていたり、使い手のことをよく考えていて、ストイックなほどに計算されているけど、それ自体が主張することなく、さりげない美しさが随所に感じられる、かゆいところに手が届く設計。
そしてこちら、Panasonicのi-X INTEGRALを導入したお風呂。光と影の演出が美しく、室内のインテリアからそのままの流れで入っても違和感のない、シンプルで清潔感のある美しい浴室です。写真ではなかなか表せないのが残念。自然光がない、ホテルやマンション向けのバスルームです。
作るもの、選ぶもの、一つ一つ丁寧な和へのこだわりが感じられる「KUMU 金沢」のホテル。非日常だけれども、心がすんなりと受け入れられ、和み、違う土地でも今までと同じような生活をすぐにスタートできそうな場所。宿泊者と地元の人々が行き交い、ホテルと街の境界線が曖昧な感じも素敵です。
このようなホテルの、シンプルで丁寧なインテリアや暮らしを参考に家づくりを考えてみると、常に美しいお家と心でいられるかもしれませんね♩