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人生のバイブル

本とかマンガとか、自分に影響を与えた一冊。

そんなバイブルがまた一つ増えました。

小学校3.4年生以上が対象のこちらの本。

とても簡単な言葉で、森のことを知らなくても伝わるように書かれています。

仕事や家で触れる紙

あなたが今いる建物の骨組みや内装

家具などのインテリア

器やお箸などの雑貨

燃料などのエネルギー

豊かな田畑から生まれる野菜やお肉

魚や貝、海藻などの海の幸

わたしたちが暮らす大地

これらは全て、森から生まれているという。

そんなことが書かれている本です。

大きな津波がきた時に、コンクリートの防壁は破壊されたのに

森に覆われた神社だけは守られた

そんな話も残っていて。

木の家を建てるお施主さんも、

それに関わる設計施工、

そして木材を生み出す人たちも

みんな読んでみてほしいなと思いました。

最近、木を使いたいというお問い合わせが本当に増えています。

SDGsって世の中が言ってるから
仕事でお客さんがそう言うから
うちも取り残されないように木を使おう

始まりはそこからでも良いと思っています。

始めてもらえて、うれしいです。

でも、そのSDGsが本質なのか上辺だけなのかは、遠くないうちにきっと炙り出されるもの。

若い人ほど気づいていたりする。

本質はきっと、森の中にあります。

読書からでも、登山からでも、家づくりからでも、ぜひ森に近づいてみてください。

他にもバイブルがあるのですが、入り口として本当におすすめです!

森は生きている (新装版) (講談社青い鳥文庫) | 富山 和子, 大庭 賢哉 |本 | 通販 | Amazon

入交 律歌阿蘇小国杉のくらし 企画係

森のこと、木のことが好きすぎて、熊本の端っこ小国町に移住。SNSなどで林業母子として3歳児と共に木のあるくらしを発信中。昼は小国町森林組合というゴリゴリの山の職場にいます。

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