温泉の地熱という、とてもエコなエネルギーを余すことなく使っている小国の里。
前回、そんな話を書いていて、ああ私もそろそろ地熱使いたい。
そんな欲求がわいてきたのでやってみました。
秋風涼しい日曜日の午後。川べりに旅館街が立ち並ぶ杖立温泉へ。
駐車場のすぐそばの足湯や、温泉街の至るところに、
フリーWi-Fiのように現れるそれは
フリー蒸し場。
誰でも使えるせいろ(と蒸気)が無人で置かれています。
蒸してみました、地熱蒸しパン。
最高です。
ふつうの、市販の蒸しパンミックスに、ちょっとジャムを埋め込んで
カップに入れて蒸しただけの一品なのですが
ふわふわのむっちむちで、すーーーーーーーごい美味しかった…!
エビや野菜、ウインナーも一緒に蒸して、川を見ながらの天然ランチとなりました。
大阪に出張した帰りに、空港で551の冷凍豚まんを買って
熊本空港から杖立温泉へ直行、
その場で蒸して食べた時の感動は、今も忘れられません。
私の上司は毎日温泉に入っているし
私の友人はしょっちゅう家の前の蒸し場でごはんを蒸しているし
発電しているツワモノな住民もたくさん。
家そのものはもちろん、周りの環境や文化もあってこその住まいですね。
今回、「木のあるくらし」はさておき
言いたかったのは
とにかく蒸したごはんが美味しいということです…
みなさん、遊びにきてください。
蒸し場のわかりやすい作法はこちら
くまモンの熊本弁の旅 #12 杖立温泉の蒸し場
https://www.kininaru-k.jp/kumamonben/200206/