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クッキー試行錯誤の話

こんにちは、イチノヘです!

雨続きで例年より暑くない5月でしたが、後半に来ていよいよ暑くなってきました。

花の時期を終えたカボスはすでに小さな実が生っていて、庭の花も初夏の様子。

丈夫なのか土が合っているのか、毎年剪定しても旺盛なヤマアジサイ。

爽やかなブルーが涼しげです。

さて。

お菓子屋を始める前からもちろんお菓子作りは好きで、クッキーなどは特にたくさん作ってきました。

今回珍しく苦戦することがあったので、その経緯などを含めクッキーの話をしようと思います。

どんなクッキーが好きですか?

スーパーで売られているものから、専門店のもの、家庭の手作りなど、膨大な種類のクッキーがありますが、好きな味はどんなものでしょうか。

私はアイスボックスクッキーが一番好きで、サクサク、ほろほろの食感の、あまり甘すぎない味が好きです。

夫はまた違う好みで、スタバのクッキーのような、めちゃくちゃ甘くて少しねっとりしているようなアメリカンクッキーが好きとのこと。

蛇足ですが、せんべいなどもパリパリよりぬれおかきのような湿り気があって噛みきれないようなのが好きで、カールやポテチなどスナックも湿気てフニャッとしたくらいが美味しいとか言うわけです。

サクサクパリパリ好きの私には本当に意味不明です・・・

アメリカンクッキーに苦戦する

リクエストにお応えして、先日アメリカンクッキーを作ってみることにしました。

目指すのは”チューイー”と表される、ねっとり噛みごたえのあるチョコチップクッキー(chewy chocolate chip cookies)です。

色々調べましたが、基本は

バター、砂糖、薄力粉、卵、膨張剤、チョコ、ナッツ、塩

という構成で、レシピによって配合が変わる感じです。

で、試しに作ってみたのがこちら

思ってたのと違う・・・

もっと薄く大きく焼きあがるのが目標なのですが、ふっくら高さのある焼き上がり。

食べてみると味は美味しく巨大なカントリーマアムという感じで、ねっちり噛みごたえのある食感ではありません。

うーん、日本人が日本人向けにアップしているレシピと、本場のアメリカのレシピは違うかもしれません。

さらに色々検索して、材料を色々変えた比較実験を掲載しているサイトに当たりました。

究極のチョコチップクッキーを作るためのガイド

粉(薄力/中力/強力)、砂糖(グラニュー糖/ブラウンシュガー)、油脂(バター/溶かしバター/オイル各種)、膨張剤(B.P./重曹)、チョコの状態(チップ/板チョコ/ミルク/ダーク)などなど、様々な組み合わせパターンで試作されていて、すごい熱意です。

そちらを参考に作ってみた結果がこちら

そう、この感じです!

薄く、見た目は何というか丸天のようです。

食べてみると、ふちの方はザクッと、中心はしっとりねっとりの、これぞアメリカンクッキーという仕上がり。

溶けた板チョコが生地に染み込み、さらにコッテリな食感に焼きあがっています。

そしてめちゃくちゃ甘い・・・

本場アメリカの推奨レシピは、驚いたことに日本のレシピの2〜2.5倍の砂糖が入る配合です。

うーん、体に悪そう、というか悪いに決まっている・・・

あまりにヘビーな味なので、ちょっと好みが分かれそうな感じです。

やはり日本向けには最初に作ったレシピの方が食べやすそうです。

作るの自体は簡単なので、ご興味がある方はぜひ作ってみてください。

おすすめレシピ えもじょわさんのアメリカンチョコチップクッキー

近年はネットにあらゆるレシピが載っていて、Youtubeで詳しい作り方も動画で見られるし、とても便利です。

ただ、あまりにも数が多すぎて、当たりのレシピにたどり着くのが難しいところ。

出版されているレシピ本の方がハズレが少ないので、迷った時は頼りにしています。

村猫菓子店のほうで、6月16日開催のアネシスオーナー様大感謝祭 Ane Fes’24に出店の予定です。

焼き菓子を中心に、もしかしたら試行錯誤したアメリカンクッキーも持っていくかもしれません。

ぜひ遊びにいらしてください!

それではまた次回、よろしくお願いいたします!

HOMEPARTY|ホームパーティアネシスグループ

愛着のあるすまいづくり / 時を重ねるにつれ味わいが増し、愛着が深まる空間づくりを大切に、素材や質感にこだわったミニマルデザインのすまいをご提案しています。 モデルハウスは南区KAB住宅展示場、東区新外に展示中。 施主様の想いが詰まった実例の見学会も不定期で開催。 このブログでは、おもにホームパーティの家での暮らしをお届けします。

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