わたぬき君。高校の塾で隣りのクラスだった、もう顔も覚えていない男の子のおかげでそんな名字もあるんだな …
彼女とは多分4回しか会ったことがない。 友人の結婚式で出会い、なんだかとても好きだな、と思って、熊本 …
キッチンと本棚。 誰かの家にお邪魔すると真っ先に垣間見たくなる。 私にとっては、それが、キッチンと本 …
20万キロとはいったいどこからどこまでなんだろう、と呑気に検索してみたところ地球一周は約4万キロ、と …
家庭科は玉止めでつまづいた。 ひとには向き不向きがある、ということをうっすらと気がつくきっかけだった …
「もんぺい作りました」 とメールが届いた。文字を目で確認して、「もんぺい」とぎこちなく口を動かしてみ …
母と私の味の違いはなんだろうと考えてみると、結局は「思い切り」という一言に集約される気がする。 実家 …
小さい頃、唯一父に無理強いされたのは「毎日日記をつける」ということだった。 ただ自分で決めたこと以外 …
目の前のことしか基本見えていないのだろう。 明日のことは明日、という感覚は小さな頃からそうだ。 「翌 …
季節外れの話であることは重々承知である。 私だって別に年の瀬に果実の話をしたいのではない。 『すいか …
2024年 11月