まだそこにはない
暮らしを想い
作った家。

K邸は中庭を囲むロの字型の平屋。毎朝繰り広げられる朝のルーティンは、あまりにもスムーズだ。奥さまは一足早く起き、キッチンで朝支度。子ども達はウォークインクロゼットを通り自分が着る服をきちんと持って、洗面所を経てママの元へとやってくる。メダカにエサをあげ、中庭から注ぐ自然光を浴びながらお着替えをさせて、保育園へと出発。子ども達が自然と、自分で身支度を準備できる仕掛けが、家の動線に施されている。

子どもの成長を妨げずのびのびと伸ばしたいと作ったこの家。成長に合わせてカタチを変えられるよう、子ども部屋にはまだ壁もなく、カウンターテーブルなど自由に勉強できるような居場所を多く設けた。玄関と土間空間・LDKの間に壁がないのも、「帰ってきた子どもの顔がすぐに見えるように」とのご主人の思いからだ。トイレも引き戸で行きやすい配置にしたおかげ「上の子のトイレトレーニングも早く進んだ気がする」と奥さま。このように子どもとの暮らしに合わせて作った家だが、間取りを考えたのは長男のTくんがまだお腹にいるとき。「もちろん、子育てのことも分からない時期でしたが、SORAデザインの担当者さんがいろんなアドバイスをくれたんです。実際に暮らし始めると、いただいたアイデアが、私たちの子どもを自由に動かしてくれていると驚いています」と奥さま。

家づくりに
「好き」や「楽しい」を
ちりばめてくれた

賃貸住まいだった夫妻は、長男の妊娠をきっかけに「子どもにもより良い環境を」と家づくりを検討し始めた。自由設計のビルダーを何社か回ったが、「間取りに制限があったりして、意外に『自由じゃない自由設計』も多くて」と奥さま。そんなとき、ご主人の同僚が[SORAデザイン]で家を建てたと聞き、写真を見てハッとする。「天井が高くて開放感があって、今まで見た家と全く違う、と感激したんです」。

紹介してもらい、早速[SORAデザイン]を訪問。でも、最初に話したのは家のこと、というよりも、好きなモノコトの話や、これから家族で何をしたいかのようなおしゃべり。でも、営業の圧のようなものを全く感じず、逆に家づくりに前向きな気持ちを持てたそう。「SORAデザインさんのセンスに任せたら、きっと素敵な家ができると感じられて、ほぼ迷いなくお願いすることに決めました」と思い出す奥さまにご主人も頷く。

そうして、生まれ来る子どものことを真ん中に考えてつくり上げたロの字型の家。壁やドアが少ないため、家族の気配を感じやすい空間だ。特に、家全体を見通せるコの字型のキッチンは、家事のしやすさもお気に入り。ランドリーからクローゼットの動線も完璧で、子ども達の手が届く収納もあるので、自分たちで片付ける習慣も付く。ほんとうに、子ども達は自由気ままに家を駆け回り、いろんな場所で遊び、成長の羽を大きく広げている。何より、この家全体が自由で、伸びやかだ。きっと少しずつカタチを変えながら、一家の暮らしに寄り添っていくのだろう。

「家づくりって、決めることは多いし、お金もとてもかかるし、正直、しんどい作業ですよね」と微笑む奥さま。「でも、SORAデザインは、好きなことや楽しいことを目いっぱい引きだしてくれたので、『家づくりって楽しい』って心底思えて、とても幸せでした」。

物件概要

この事業所の新築事例紹介