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お茶の時間。

ある日、小包が届いた。

贈り主は、別府にいるお茶に魅了された女の子だった。
彼女は日本茶を人の心に届ける活動「hitofuki」を主催。いつもだったら日本茶カフェで、いつもだったらイベントで、お茶を淹れているのに、それが出来ないこの状況下、できることを模索した結果がこの小包。

中身は、煎茶と冊子。それと「誰かに贈るため」の茶葉が入った切手付きの封筒だった。
こういう時だからこそ、お茶を飲んで過ごすひとときの大切さが伝染するようにとのことだろうな。

早速、お茶時間。
数日前に蓮台寺の雑貨店「toriko」で購入したモロッコの足付きの平籠を引っ張り出してみた。


カップは木ユウコさんのもの。彼女の器が増えていく。


よくよく見ると、地元である八女の「千代乃園」の茶葉で、さらに高まる。

お茶を飲みながら、茶葉入り封筒を贈る相手を想像する時間も、なんだか豊か。
今こそ、この豊かな時間が必要なのかも。

彼女は現在、zoomでのお茶会なども企画しているようで、
今後の活動が楽しみ。

「hitofuki’s STORE」

https://reikmo.stores.jp

大塚淑子編集・カメラマン・ライター

1985年生まれ、福岡県八女市出身。熊本を拠点に編集者・フォトグラファー・ライターとして活動中。かためのプリンとコーヒー味のおやつに目が無い。

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