木のあるくらしって、いいですよ。
そんなことをお伝えする仕事について10年。
あまり器用でないので、自分がいいと思った仕事にしか就けないし、
自分がいいと思っていないとモノも売れない性分です。
だから、木の住まいにしても、家具にしても、雰囲気だけを売るというのは、やはりできなくて。
実際に、自分が買って、使ってみて、木のあるくらしっていいわあ。
産地や、作った人の顔が浮かんで、また会いに行きたいなあ。
って実感したことをお伝えするようにしています。
ある意味「嘘をつかなくていい仕事」をさせてもらっているかもしれません。
我が家で主に使っているのは、
私が住む町、阿蘇のはしっこ小国町で育った、小国杉でできたものが殆どと、
ちょこちょこと、大分の木、宮崎の木、福岡の木、岡山とか高知もあったかな、など。
そこに、はるばる旅してきたヨーロッパやモロッコの木などが少々。
その顔ぶれは。
TVボードやおもちゃ棚用の棚板。
ローテーブル。
ディスプレイ的なキューブBOX。
食器カゴ。
漆塗の箸。
まな板。
カッティングボード。
ディッシュプレート。
カップ。
丸皿。
スプーン。
森のアロマオイル。
アウトドアテーブル。
小さなワークテーブル(ダイニングテーブル化)。
トレイ。
子どものファーストスプーン。
子どものお椀。
つみきやおもちゃたち。
壁にかける絵。
スツール。
皿にもなる丸太のプレート。
大体の、生活に必要なものは木で揃ってきたので、あとは箱になる家か小屋があれば完璧ですね。
多くが生活に即したモノたちなので、毎日さわるんですが、毎日いいです。
木のくらし初心者の方にとっては
「汚れや傷がつきやすそう」
「食洗器使えないんでしょう」
「手入れが面倒くさそう」
といったイメージもあるかもしれません。
やさしく丁寧に扱うのが、もちろん一番ではあります。
でもそこは意外と、傷つけないように丁寧に丁寧に、という感じではないです。うちの場合は。
例えていうなら、ガシガシ使って、油をなじませて、深い色合いに育てていく、鉄のフライパンがお好きな方とか、相性がいいとみています。
と言いますのも
また続きは次回に。
いろいろ言いたいことがあって、書きたくて書きたくて震える。