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家づくりへの知識も増える&憧れがカタチになり始める “相見積もり”のススメ

「家を建てよう」と決めてから、ネットでも色々調べたし、『くまもとの家と暮らし』も読んだし、展示場にも行ってみた。といった段階であれば、そろそろ家づくりを一緒に進めるパートナー・頼れる施工会社を選ぶ必要がありますよね。

でも、色んな情報を集めてみても、どの会社にどんな風に決めたらいいのかは迷うところ。

熱心に対応してくれたあの会社なら、私たちの要望を叶えてくれるのかしら。でもやっぱり、モデルハウスがすごく気に入ったあの会社がいいのかしら…と色々悩みは尽きません。そこで、賢くパートナーを選ぶためにも、ぜひ相見積もりを取ってみましょう。

どうして相見積もりが必要?

見積もりを見ると、これから家づくりのパートナー候補となる施工会社が「どのくらいの予算でどんな家を提案できるのか」を知ることができます。私たちの要望にあったプランを提案してくれるの? 希望はどの程度叶いそうなの? そんな疑問も一社だけの見積もり提案だけでは比較しようがありませんが、複数社の提案を比べることで現実的なラインを知ることができます。

見積もりって、どこを見ればよいの?

会社によって見積もりの立て方は違います。それぞれの会社からの見積もりをもらったら、その中に何が含まれているのかをチェックしましょう。予算は大事な要素だけれど、余りにも安い場合は何か必要なものが抜けていないか? という目線でもチェックする必要があります。

値段の高い安いは、どんな材料(壁材や床材など)を使っているかにも大きく左右されるもの。総額だけを見て安い・高いを判断するのは危険です。正しく判断する為に、明細の項目比較や単価での比較をしてみましょう。家づくりにかかる金額がどう成り立っているのかを学ぶ絶好のチャンスです。

加えて知っておきたいのが、本体工事の他に発生する付帯工事や地盤改良費などに関する費用について。将来的に必要になるメンテナンス費用についても尋ねておきましょう。それぞれの耐用年数なども知っておくと安心です。

見積もりを取る上で、絶対に気を付けること

①何社くらいに取るのか

相見積もりで比較検討しなくちゃ…と言っても、数十社もの見積もりを取っても混乱してしまいます。これまでのリサーチで「ここは!」と思った3社、多くても5社程度に絞って見積もりを依頼してみましょう。

②予算の立て方

住宅メーカーを決めようという段階であれば、全体の予算感はある程度見えてきていると思いますが、忘れてはいけないのが家本体以外の諸経費が10%程度必要になってくるということ。その分を考慮することをお忘れなく。

こちらの記事も参考に↓

住宅ローンに組み込めない費用のこと、把握してますか?意外とかかる、本体工事以外のオカネについて~ 家づくりにかかる諸経費①

意外とかかる、本体工事以外のオカネについて~ 家づくりにかかる諸経費②

そしてドアや壁紙の変更といった様々なオプションの発生等で、契約後にも費用は変動していくことは必ずと言えるほどあります。予算にはある程度の余裕を持たせておきましょう。最初の見積もり依頼の時点では、今考えている予算の2~300万円抑えた金額で依頼した方がベターです。

③注意点

忘れていけないのが、この段階での値引き交渉はNGだということ。あくまで、パートナーとなる住宅会社を決める材料のひとつと覚えておきましょう。

以上、今回は家づくりを進める上で大切な「相見積もり」についてまとめて参りました。

よいパートナーと出合って、皆様の素敵な家づくりが進んでいきますように!

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参考文献

暮らしニスタ~注文住宅の相見積もりの取り方・見方について~

Houz~家づくりで相見積もりをとる時のマナーとは?

齋藤正臣『いい家は注文住宅で建てる』幻冬舎メディアコンサルティング(2017年)

家と暮らし編集部お家の情報 雑記帖

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