最近の私は世間の流行も重なって、80年代ブーム。
少し前までラジオでよく流れていた、ザ・リーサルウェポンズの「さよならロックスター」。イントロで流れるシンセサイザーの音、曲中の“80年代 paradise”というストレートなフレーズが、妙に頭から離れない。娘ももれなく「ゴーストバスターズ」や「グレムリン」、「E.T」など、80年代映画にはまっている。その年代に生まれ、改めて観たり聴いたりする80年代のモノ、コトは、自然とエモーショナルな気分にさせられる。
実家に帰ると、私たち姉妹が遊んでいたおもちゃで、娘や姪が遊んでいる。赤い屋根の「初代シルバニアハウス」と小さな家具たち、バービー人形やリカちゃん人形8体ほど、家具シリーズ、お洋服や靴、バッグ、アクセサリー、散らばってどこに行ったかわからなくなったものや壊れたものもあるが、割と綺麗に残っている方かな?と思う。
最近、母、姉、私でこのオモチャたちについて話していた。姉が言うには、小学生になってからも色々と揃えていく母に、「もう遊ばないよ」と言ったら、母が「あなたたちが遊ばなくなっても孫たちに遊ばせるから」と言ってたそう。実際今、母の願いは叶っている。
母は50年来のスヌーピーファンでもある。小さい頃はスヌーピーのビデオを見せられ?たり、寝具類から雑貨まで、いろんなスヌーピーグッズや人形、特大スヌーピーに囲まれて過ごしてきた。なので私にとって、スヌーピーが好きか嫌いかとかではなく、生活の一部?になっている自分に気づく。
ファッションでも、写真の「TAKE IVY」、「ivy sisters」は母の時代のもの。トラッドファッションが好きな母の影響で、小さい頃からよくラルフローレンを着せられていた。母は、私の小学校の先生から、「お子さんいつもおしゃれですね」と言われたことがとても嬉しかったらしく、今でもその話が出てくる(笑)。私も中学生の時には好きなテレビ番組が「ファッション通信」という、今思えば年齢の割に渋いセンスの持ち主だったのでは、、と感じる。母は今でも孫たちにラルフやかわいい服を見つけてきては着せるのが好きだ。これがいい、あれがかわいいといった、ファッションの会話は日常のこと。
影響を受けたのは旅行好きの大叔母からも。ベレー帽にラルフローレンのポロシャツ、デニムにリュックという決まったスタイルで、世界を旅していた。その年代の人にしては斬新な格好だったと思う。そしてドレッシーも決められる大叔母スタイルは私の憧れでもある。
このブログを書き始めて、家や暮らしのことを考えていると、改めて、自分の”好き”は何?ということにたどり着く。どうしてそのモノやコトが好きなのか。
フォークソングやカントリーミュージックが好きな父と、ファッションや家にまつわることが好きな母。そんな環境でカルチャーを感じながら育った私も、自然と暮らしの中でそういうものが好きになり、心地よいもの、日常になっていることに気づく。
家に愛着を持って過ごしている母。リフォームやメンテナンスを繰り返し、日々家と共にある人生。私も家と共に、丁寧に暮らしていきたいと、改めて感じた。
1年に渡ってお送りしてきたyukkoの小部屋。読んで頂いた方々、ありがとうございました!何らかの形でお役立て頂けたならば幸いです。
自分らしく、家族らしく、”好き”を追求し、長い年月をかけて、心地よい空間を作り上げていけたら最高ですね♩やっぱりお家が一番!