こんにちは、イチノヘです!
空高く、空気は澄んできましたが、相変わらずすごい暑さです。
今年は本当に涼しくなりません。
9月に入ったら、そろそろお店にも秋らしいメニューを出そうと思っていたのですが、暑すぎて芋とか栗とかそんな気分にならず・・・
まだ冷たいorさっぱりしたものの方が恋しいです。
暑くても暦は進み太陽高度が低くなり、軒から日が差し込むようになってきました。
暑くないの?と思いますが、日に当たるのが好きな猫たちは早速日向ぼっこ。
さて。
そんな夏の間に何度も食べるものといえば素麺。
普段はあまり深く考えずにつるっと食べている素麺の、いろいろな種類の詰め合わせがあると先日知りまして、食べ比べをしてみようということに。
たぶん6月くらいにやった方が良かった企画(?)ですが、実験みたいで楽しかったので、今回は素麺食べ比べの話をします。
素麺といえば
熊本に来てから、素麺の種類の多さには結構驚きました。
島原素麺、南関素麺などの産地別だけでなく、等級別にも色々種類があって、こだわって食べられているのだな・・・と思ったものです。
青森・山形にいたときは、素麺といえば揖保乃糸くらいしか知らなかったので新鮮でした。
余談ですが、山形は夏の間もキンキンに冷やしたラーメン(冷やし中華ではなく)がよく食べられていました。
たぶん素麺よりラーメンというお国柄と思います。
気を取り直しまして。
メーカー別食べ比べもいつかやってみたいですが、今回はやはり定番の、素麺といえば揖保乃糸ということで、揖保乃糸の種類別食べ比べをします。
右から
赤:上級品
紫:縒つむぎ
青:夢双
金:熟成麺
黒:特級品
黒:三神
これでも全種類ではありません。揖保乃糸奥が深いです・・・
さて、では茹でて食べ比べをしてみます!
比べてみると
1種類ずつ茹でて、冷水で締めて
近くでよく見ると、種類によって細さや色の違いがあります。
が、写真だと帯を付けていないとほとんど同じに見える・・・
食感や味についてはそれぞれ特徴があり、紫の縒つむぎは1本1本の主張がある、青の夢双は歯ごたえ(茹で加減もあるかもしれません)があるとか、それぞれ少しずつ違います。
この中で最高級品なのが三神で、見た目からして細く、かなり繊細。気を抜くとすぐ折れてしまいます。
茹で上がりも細くなめらか。
食感は、口に入れるともう明らかに細いのですが、他の種類が1本1本の食感を感じるとすると、三神はなんというか集団!という感じ。
繊細な細い麺が集団で喉をとおっていく感じで、不思議な食感でした。
今回試した中では、私は紫帯の”縒つむぎ”が好みかも、という感想でした。
機会がありましたら好みの種類を探してみてください。
薬味と味変
今回は麺そのものでちょっと贅沢をしてみましたが、普通の素麺でもいろいろな薬味を揃えたり、麺つゆ以外の味で食べるのも美味しいですよね。
山形に居る時に覚えた、夏野菜を刻んだ”だし”もピッタリ。
夏野菜の揚げ浸しなんかを乗せたらだいぶごちそうです。
暑いのでまだまだ出番は先になりそうですが、実はにゅうめんも好きです。
乾麺で保存も効くので、意外と年中お世話になっているなと思います。
今年も暑さで色が抜けて、頭頂部がコーヒー色からカフェオレ色に変わっているデッキ君。
初めて会った頃は顔も体ももっと白っぽい色で、野良の間は白くなったり茶色くなったりしていました。
家に迎えてからは、外にいた時のように白くならなくなりました。
不思議です。
ちなみにデッキ君は”スノーシュー”という品種の猫にとても似ていて、スノーシューで画像検索するとデッキ君がいっぱいいるみたいで変な感じです。
さすがにそろそろ涼しくなって、デッキ君もおいおいコーヒー色に戻ると思います。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!