ずっと憧れていた
ビルダーの注文住宅。
勇気を出し踏み出した

A家は12歳の長女、8歳の長男、3歳の次女の3きょうだい。しかも、とっても仲が良い。子ども達が思い思いに遊び、駆け回り、自分の居場所で過ごす様子を見て、Aさん夫妻は「家づくりに踏み出して良かった」と目を細める。

子どもの成長に伴い家づくりを検討しつつも、長く賃貸住まいだったAさん。SNSで見つけて以来、ずっと[アーキハウス]の注文設計の家に憧れていた。「でも、こんなにカッコいい家、自分たちじゃ手が届かないと思っていたんです」と奥さま。そこで、他メーカーのモデルハウスを見学してみたが、悪い家ではないものの『普通』に見えて、「何か違うね」と2人そろって同じ感想。やはり本当に建てたい家を目指したいと実感するに至り、ついに[アーキハウス]へと足を踏み入れることになった。

「平成スタジオに伺ったら、スタッフさん達の温かな雰囲気が居心地良くて、しかも保育士さんが子どもを見てくれて。家の話に集中できるのがありがたかったです」とご主人は振り返る。そこで夫妻は、これまで抱いていた家への想いを大いに語った。中庭と吹き抜けがある間取り、三角屋根、家事動線、子ども部屋のロフト……。夫妻の対応をした設計士は、その場で「例えば、こんな感じですか？」とさらっと図面を描いてくれた。これも、最初から直接、設計士と話せるからこそ。そしてそれが、ふたりの理想にピタリとはまったのだった。「ここでは『本当に自由』な家づくりができるって分かって、予算も賃貸の家賃と変わらなかったんです」と当時の感激を奥さまは口にする。夫妻にはもう、迷う理由はなかった。

家づくりが進むほどに
こだわりたいことも増え、
それが全部、カタチになった

完成したA邸は、タイル張りの中庭に沿うように、LDKがL字型に配されている。コンロ前にはガラス張りの小窓。キッチンのどこに立っていてもリビングや中庭の様子が見えて、吹き抜けから2階の気配も感じられるような間取りだ。子ども達が2階の子ども部屋へ、キッチン前を通りリビング階段を登る動線も設定。この階段はベンチとしても活躍している。そして、この階段を境に、1階はお客様も迎えるオープン空間、2階は完全なプライベート空間と、区切りをつけ、使い分けている。

子ども達との暮らしを第一に動線を考えたこの家だが、「打ち合わせ中はずっと、いろいろワガママを言ったと思います」と奥さまは微笑む。スイッチニッチや子ども部屋のロフトはマストだったし、パントリーの広さも強く要望した。床材をナラに決めるまでもかなり悩み、造作にこだわった洗面台はタイル1枚1枚の色の配分も調整。キッチンの魅せる収納棚も、三角屋根の角度も、多趣味なご主人の書斎も、考え始めるとこだわりが尽きなかった。「外構でお手本にしたい色を使った美容室がある、と伝えたら、設計士の高木さんはそこを見に行って、同じ建材を見つけてきてくれたことも。『できません』がなくって、希望を次々と叶えてくれる楽しい時間でした」と振り返る。

住み始めて約半年。夜になると自然に家族みんなでリビングに集まって、カードゲームに興じては盛り上がる、そんなにぎやかな時間に幸福を感じているというご主人。不思議と植物をたくさん置くようになり、インコも飼い始めて、夏には中庭でBBQやプールを楽しんだ。家事も2人協働で行う機会がさらに増えたそうだ。「この家、全部好き」と奥さま。設計士とのたくさんの会話の中で、ああでもない、こうでもないと考えながら作り上げたこの家で、家族のささやかな思い出が日々、生まれている。

物件概要

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