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真夜中のプリンアラモード。

自粛真っ只中の4月のおわり。

どこにも行けず、誰にも会えずの中間地点。
日々の楽しみはテイクアウト(と、この時はドラクエ真っ最中)で、友人の店、好きな店、気になってた店にここぞとばかりに出向いていろんな味を楽しんでた。

きっとぶくぶくと体のどこかに蓄積されてるんだろうと、罪悪感もあったから、デザートは禁止。としていたはずだった。

友人夫婦の店が近所にオープンしたのは昨年末。

名前は「miss fruits parlor」。坪井で人気を博しまくっているサンドイッチ店「tatomiya」の姉妹店なんだけども、主役はフルーツいっぱいのパフェ。友人夫婦の「好き」がアーカイブされた店は、初めてなのにどこか懐かしさも備えていて、この2人独特の安心感&包容力に私はすぐにファンになった。

近所だから、何かと顔を見に行ったり、お裾分けを持って行ったりと、よく通った。(坪井に住んでた時は、通勤路にtatomiyaがあって、毎日顔見せあってたなぁ)
あと、パフェがテイクアウトできることもあって、人によく差し入れとして持っていったものだ。そしてみんな想像する3倍喜んでくれるんだよね。

miss fruits parlorももちろんテイクアウト営業に早くから切り替えていて、行ったら絶対甘いものを買うに決まってる。でもね、行くよね、買うよね。パフェも最高なんだけれども、かためにがめのプリンをこよなく愛する私にとって、プリンアラモードが優勝者。

真夜中にプリンを食べる罪悪感を、なんとなくフィルムカメラで残し、罪悪感ごと飲み込んだ。

大塚淑子編集・カメラマン・ライター

1985年生まれ、福岡県八女市出身。熊本を拠点に編集者・フォトグラファー・ライターとして活動中。かためのプリンとコーヒー味のおやつに目が無い。

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