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【IE・KURA COLUMN】晩夏に文豪の住宅事情を思ふ。

山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ……

ご存知、熊本ゆかりの文豪・夏目漱石による小説「草枕」のあまりにも有名な一節。というわけで、今回訪れたのは熊本市西区島崎と玉名郡天水町をつなぐハイキングコース「草枕の道」です。当時と変わらない姿を留める石畳の道、何とも風情がありますなあ。

そういえば漱石センセイは、わずか43ヶ月の在熊期間中、6回も転居するという無類の引っ越し好きだったそうです。以前訪れたことのある中央区坪井の旧居を思い浮かべては「あのへん、地盤どうだったっけ?」と思いを馳せる私でありました(the職業病)

執筆者・赤藤 貴規 Takanori Akafuji
画期的な地盤改良工事「HYSPEED工法」 の伝道師。仕事柄か、秘められた感性が開 花したか(?)石や岩に対する思い入れがますます募る今日この頃。

*『くまもとの家と暮らし』032020925日発行)の記事より再掲載しました。

家と暮らし編集部

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