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木の床ではずむ子どもたち

木をくらしに取り入れると起きる、数々の良きことたち。

中でも、塗装をしてない無垢(素肌)のスギを使うと

ウイルスや菌への免疫力が上がって、風邪をひきにくくなるという

こんな時代にうれしい効果も前回お伝えしました。

木と、ウイルスと、共に生きていく の続き

無垢の木材のすごいところは、それだけでないです。

ふわりとやわらかいその質感が、子どもたちの活動量をアップさせてくれるというデータが出ています。

「無垢の床材で園児活発に」

様々な条件の床で、園児の歩数(男子平均)を調べたところ

RC造複合フロア(転ぶと痛い硬い素材)では1900歩
木造無垢2重床(弾力性がある)では2900歩 と差が出た。

日刊木材新聞 2017年5月13日記事より

スギのフローリングは、空気がたくさん入っていて軽く、クッション性が高いのが特徴。

近年では、屋内外を問わず子どもたちの運動不足(活動量の低下)が問題視されていますが、

こけても痛くないと思えると、子ども達はもっともっと動けるようになるようです。

足腰への負担を吸収してくれるので、おじいちゃんおばあちゃんにもうれしい特性ですね。

人の代わりに衝撃を吸収し、

無塗装だからなめてしまっても安全で、

免疫力も上げてくれて、

いい香りで、あたたかみもある。

赤ちゃんがハイハイするのに(きっと)最も適した木材はスギである、なんて説もあります。

無垢の木が持つ力を、日々すごいなあ、と思っている立場なので

無塗装のスギなどのフローリングを個人的にはオススメしていますが

実際のところ、メンテナンスってどうなんでしょう。

傷つきやすそう。

汚れやすそう。

ですよね。

実際それはそうといえます。

モノを落とせばへこみます。

カップを置いた後の水滴による、輪ジミなどもつきます。

でも、へこんだところは水を垂らして乾かすと結構元に戻る。

シミや傷は、市販のサンドペーパーでこすって、たまーーに自然塗料を塗り込んであげて、

日々ちょっとずつでも手をかけてあげるとツヤツヤになる。

ブログで何度もお伝えしてきた「育てる素材」というところです。

鉄のフライパンを使うように木を愛でる

きれいな床に傷がつくのを見ていられない。

子どもがこぼしたジュースや離乳食の跡がちょっとずつシミになるなんて許せない。

掃除をする親からみれば、床が日々汚れていくのは困りますよね。

せっかく木の床を採用したのに、日々のストレスが積み重なる…なんてことになっては残念です。

そんな方は、きっちりコーティングされた、硬い木を使うことをおすすめします。

こぼしたジュースもさっと拭けばきれいになるし、

多少の傷や汚れなら、自分でちょこっと直せるツールなども市販されています。

自分たちのくらしで優先したいことを考え、雰囲気だけではなく、

気持ちよく共に暮らせる素材を「選ぶ」力を持つことが、家をつくる者としての肝かもしれません。

入交 律歌阿蘇小国杉のくらし 企画係

森のこと、木のことが好きすぎて、熊本の端っこ小国町に移住。SNSなどで林業母子として3歳児と共に木のあるくらしを発信中。昼は小国町森林組合というゴリゴリの山の職場にいます。

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