これから家を建て、長く住むことを考えた時にやはり重要な土地選び。マイホームを建てるにあたって最初に考えるべき重要な課題でもありますよね。
今回は土地探しに関して知っておきたいポイントとして「建ぺい率」「容積率」について調べてみたいと思います。
これらは建築基準法という法律によって定められた決まりがあります。
参考:建築基準法
建築基準法(けんちくきじゅんほう、昭和25年5月24日法律第201号)は、国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低基準を定めた、日本の法律である。前身は市街地建築物法(大正8年法律第37号)である。
目的としては、新しく家を建てる人だけでなくその周辺の住民の方々の快適さや安全性を考慮し調和した暮らしを維持しましょうね…といったところでしょうか。地域によっても細かな条例が決まっています。
では、用語について簡単にまとめていきます。
建ぺい率とは
敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見た面積)の割合のこと。防災や風通しなどの視点から、土地いっぱいに建物を建てることは望ましくなく、建築基準法により制限されています。また、地域によって「建ぺい率●%」と割合が決められているので、事前にハウスメーカー等に確認しましょう。
容積率とは
敷地面積に対する延床面積(各階の床面積の合計)も、地域によって決められています。建ぺい率と容積率によって、実際にその土地に建てる際の面積が決まります。
この他に「高さ制限」などもありますが、今回は土地のお話の中でも「その土地にどんな制限があるのか」を知っておこうということをお伝えしました。理想の暮らしを実現させるために、土地探しの際はプロにそのあたりをしっかり確認して選んでくださいね!
〈参考文献〉
※本記事は『くまもとの家と暮らしvol.6』の掲載記事より抜粋・加筆し転載しています。