こんにちは!『くまもとの家と暮らし』編集部です。
熊本で家を建てようと思ったら、夏の暑さの対策をしっかりしていきたいところですよね。前回は節電や省エネ対策についてお話をしましたが、今回は暑さを和らげてくれる「土間」について考えていきたいと思います。
土間とは…
「建物内で、床を張らず、地面を露出するか、三和土 (たたき) 、タイル張りなどにした所。土間床」
昔の日本家屋は、玄関から続く土間空間にお台所がある…というのが基本スタイル。もしかしたら、おばあちゃんの家で見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。現代の家では、玄関部分に小さな土間があるだけ、というのが一般的でしょう。しかし、ここ数年での環境の変化でおうち時間を大切にする方が増えているためか、土間スペースが再注目されているようです。そして現代の土間はコンクリートやモルタル、タイルなどで造られることが多く、温度を下げてくれる効果が期待できます。
それでは、新築やリフォームの際に考えてみたい“土間”について一緒に学んでいきましょう。
土間をどんな風に使う?
収納空間に
玄関土間を広く取り、災害時に備えてストックしておきたい水や食料など、普段使いしない荷物を収納するスペースを確保できます。買い物をしてきたまま収納できるので、部屋の中に運び込む労力もカットできます。
趣味を楽しむ空間に
自転車やキャンプや釣りの道具など、部屋の中に入れるのを躊躇うアウトドア関連のグッズも安心して収納できます。お気に入りのギアのお手入れ時間も快適に楽しく過ごせそうですね。また、プランターを置いて家庭菜園をする人もいるのだとか。
気軽に交流できる場に
テーブルやチェアを設置しておけば、ご近所の方や友人とのコミュニケーションスペースにも。お家に上がってもらうとなると、色々片付けが面倒と思ってしまう時も安心です。プライバシー対策にもオススメです。
どんな土間があるの?
通り土間
玄関スペースに造る土間の他にも、玄関から勝手口に抜けるような通路上の土間もあります。これは部屋を分断する機能があるので、2世帯を分ける仕切りとしても活用できるかもしれませんね。ただ、居住空間が狭くなり間取りが難しくなるというデメリットも。
インナーテラス土間
居住空間と外をつなぐ室内(または半屋外)に設置するケースもあります。リビングとお庭を繋げて、親しい人達とのBBQパーティーを楽しむのもよさそうですね。
キッチン土間
昔ながらの日本の家のようにキッチンを土間スペースに。油汚れなども水で流して掃除できるのでお掃除がしやすかったり、買ってきた食材を運び入れやすかったりと、再び注目されている土間の使い方です。
土間とひと口にいっても、現代ならではの造り方、使い方がありますよね。みなさんだったらどんな風に取り入れたいですか? 色んなことを妄想して、みなさんの家づくりの夢を広げていってください♪
[参考]
オリーブオイルをひとまわし 土間にキッチンを作るメリットは?作るときに失敗しないためのコツも
KESHIKI 内と外のいいとこ取り! インナーテラス(土間)の魅力
Lead Home 戸建てで静かな人気を呼んでいる通り土間のメリットやデメリットとは?
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