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【IE・KURA COLUMN】レコード聴かなくてもいいんだよ。

「やっぱレコードの方が音に温かみがあるよねえ」どっかで聞いたことあるこのセリフ。違いがわかるオトコ風。大抵胡散臭いモンです。

高級アンプ&スピーカーで配線まで極太。しかも地下室で無音。そんな状態で聴き分けるならまだしも電気屋に売ってるような音響機器で我々の耳がそんなに良いわけない。犬じゃないんだし。でも一つだけ確実に言えるのはCDよりもデジタルよりもレコードジャケットの方が断然クールだという事。

自宅にあるレコードで一番古いのが1960年代半ばのもの。60年前とは思えないイケてるデザイン。ちと焼けた紙の風合い。あのサイズ。お部屋に飾ればたちまちハーイ、ハイ、ハイセンス。今回は映画のサントラ中心にセレクトしてみました。 当時買ったパンフレットも残ってて物持ちだけはいいワタスです。

『KIDS』大学時代に観た写真家ラリー・クラークが監督の映画。ポスターは最近メルカリで購入。

『ヴァージン・スーサ イズ』お洒落と言えばソフィア・コッポラですたいね。このジャケは日本だけの特別仕様でちょいレア自慢です。

昨年18年後の今を描いた続編が話題に。枯れないじいちゃん、ばあちゃ ん。イカス。

執筆者・荒木 久尚 Hisanao Araki
本誌編集長(言ってみたかっただけ。何もしてない…)。広告代理店代表、縫製工場、青果卸の会社の副社長してます。キャンプとかバイクとか男らしいの苦手。出不精、文系おじさん。

*『くまもとの家と暮らし』032020925日発行)の記事より再掲載しました。

家と暮らし編集部

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