令和2年7月豪雨災害から間もなく4カ月。
本日(10月31日)に球磨村避難所(旧多良木高校)が閉所されました。
災害直後から球磨村に災害ボランティアで入っていた大学の先輩に誘われ、
先日、この避難所へ夕食支援のお手伝いに行ってきました。
スタッフさんを含めて100名ほどの方々への炊き出しです。
県内各地の生産者さんから、
「うちのを使って」とご支援いただいた、たくさんの野菜や豆腐、ヨーグルトたち
想いが詰まった食材たちを、先輩(某ホテルのシェフです)たちが
おいしく仕上げてくださいました。
メニューは、サツマイモの炊き込みご飯・焼き野菜・ポルケッタ・だご汁・ヨーグルト
準備中から、「晩ご飯は何ね〜?」と覗きに来られる方
「いい香りがしよるよ〜」と校舎の中から声をかけてくださる方もいて、
18時スタートを厳守せねば!とみんな必死!
どうにか間に合って食事スタートです。
ヤスキバンドの懐メロライブもあり、中庭で食事をされる方も。
「今日は、みなさん残さず食べられましたよ」
スタッフさんに聞いたこのひと言に、心からほっとしました。
そして、やっぱり「おいしいものを食べること」「心が喜ぶ食」が大事だと感じました。
被災地は新しいフェーズに移っています。
この1カ月、現場での作業には入れていませんが、
まだ泥出し作業がある場所もあると聞いています。
「私にできること」を探しながら、被災された方々が
1日も早く日常に戻れることを願っています。