慌ただしい日常に
句読点を打つ。
中庭を愛でるＬＤＫ

合志市の住宅街の中に佇む、精悍な顔つきをした一軒の平屋。エントランスの格子戸を開けると、玄関と中庭へと続くアプローチ。視線の先には、中庭からこぼれる柔らかな光が広がっていた。「キッチンから眺める、雨の日の庭が好きですね」と最初に口を開いたのは奥さま。4人の子どもたちと夫婦、6人家族の朝は忙しい。子どもたちを送り出し、仕事へ向かうまでのほんのわずかな1人の時間。朝食の後片付けをしながら、奥さまは朝の空気に包まれた中庭を眺めては、日ごとに変わる木々の表情を愛でることで心がほぐれるひと時を過ごしているという。中庭には噴水が湧く水盤もあり、中庭を囲むようにクリスマスローズやモミジなど、さまざまな植物たちが植えられ、春の光の中で心地よさそうに揺れている。

「中庭に水の音が欲しかったので噴水を付けました。それから目を楽しませる緑と、ハイノキの花で香りも足しました」と嬉しそうに話すご主人。実は、Y邸の植栽はすべてご主人が手掛けたのだという。元々、登山を通じて出会い、アウトドア全般を嗜んできたYさんご夫妻。中でもフィールドワークに造詣の深いご主人は、公私ともに自然に寄り添う日常を送る中で、次第に人々の暮らしと自然をつなぐ植栽の仕事を生業とするようになったとか。そんな自然を愛するおふたりが共感したのが［コンフォートハウス］の家というわけだ。

築10年の中古物件から
真の心地よさを求めて
たどり着いた家のカタチ

以前は、築10年の総2階建の家に暮らしていたYさん一家。そこで4年ほど暮らす中で迎えた子どもの誕生やご主人の独立。次第に手狭に感じるようになり、住み替えを決意したとか。すでに戸建で暮らしていたことから、理想とする空間のイメージは見つけやすかった。土地とビルダー探しを同時進行で進める中で、八代住宅展示場に出かけた際に、二人そろって［コンフォートハウス］の平屋に惚れ込んだという。「中庭を囲むメリハリのある空間づかいが印象的でした。〝こんな家なら暮らしのイメージが湧くね〟と意見が一致したので、決断は早かったですね」。

［コンフォートハウス］は、制震ダンパー「ミライエ」の搭載や、一年中過ごしやすく、光熱費も削減できるゼロエネルギー住宅「ZEH」、火山灰の力で空気を浄化するシラス壁、安心安全な構造材の採用など、人と住まいの安全を守る標準仕様の高さに定評のあるビルダーだ。しかし、その優れた機能性以上にYさんご夫妻が語ってくれたのは、担当者の〝人間力〟だった。「設計の方のスキルが高く、すべてその場で解決できるので打ち合わせも終始スムーズでした。何より信頼できると感じたのは、担当の方と些細な行き違いがあった時ですね。迅速で誠実な対応に感動しました」と顔を見合わせ頷くおふたり。

「同じ戸建て、同じ建坪であったとしても、感じる空間のゆとりも満足感も全然違います。自分ごととしてとらえ、親身に考えてくれる人たちとの家づくりは、本当に幸せな経験です。住んで2年経った今、改めて〝家は家族です〟という言葉の意味を噛み締めています」と語る言葉には、Yさん一家の希望に満ちた未来が詰まっていた。

物件概要

この事業所の新築事例紹介