子どもとの暮らし、
その後のふたりの暮らし、
全部をイメージした

きっかけは、住宅展示場での子ども向けイベント。何気なく立ち寄った［コンフォートハウス］のモデルハウスで、奥さまの心は一気に動いた。「中庭のあるおしゃれな平屋で、『こんな家に住みたい』ってビビビっと来たんです」。この運命的な出会いが、家を建てるか迷っていた一家の背中を、やさしく押してくれたのだった。

M邸の間取りは「まっすぐ」だ。横長い土地を効率良く使うため、そして掃除などの家事が楽になるメリットも感じ、玄関から寝室まで一直線の動線が走る平屋を希望した。

そして、家づくりの過程では「どんな暮らしがしたいか」を丁寧に引き出してもらえたという。まだ小さい子どもが巣立つまでどのような時間を過ごすのかを考えた結果、子ども部屋は必要最低限の広さにとどめ、LDKに工夫を凝らした。勉強用のカウンターや、遊び場としての広いヌックを設け、見通しのよいアイランドキッチンを配置。「LDKと中庭を大きな1つの空間に見立て、子どもたちがどこにいても、キッチンから見守れる、そんな暮らしをイメージしたんです」と奥さま。

収納もしっかりと確保。３帖のファミリークローゼットを２部屋設け、衣替えのいらない収納力を実現した。水回りも近くにまとめ、家事がしやすい動線にもこだわった。『今』だけでなく、数十年後の暮らしまで見据えながら、住まいを丁寧に形にしていった。

今、子どもたちは広い中庭やまっすぐの廊下を存分に走り回っている。空間がシンプルな分ベビーゲートも不要。どこに居ても目が届くので安心だ。友人たちを招いての〝家飲み〟も大いに楽しんでいると言う。「家族４人だけでも、大勢が集まっても、不思議と心地よく過ごせる家なんです」そう語るご主人は、穏やかな表情で、この秀逸な空間を見渡していた。

物件概要

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